この想いの名前
王子の嫉妬
屋上の日以来から真白と目を合わせられない
なんかドキドキしてしまう
隣の席だから余計だ
「お前さぁ吉菜さんに冷たくね?」
昼休み。いつも通り屋上にいる
「別に普通だけど」
「いや絶対そっけないって…」
うっせー…自分でも分かってるよ
―――――ギィ
屋上のドアがあき誰かが入ってきた
「ちょっと遊馬ー」
「げっ七瀬…んだよ」
「いいからちょっときて」
「はぁ!?ちょ引っ張んなって!!」
遊馬は突然きた坂上に連れてかれた
…屋上に残された俺はただ空を見上げ息をはいた