この想いの名前

王子の嫉妬








屋上の日以来から真白と目を合わせられない


なんかドキドキしてしまう


隣の席だから余計だ


「お前さぁ吉菜さんに冷たくね?」


昼休み。いつも通り屋上にいる


「別に普通だけど」


「いや絶対そっけないって…」


うっせー…自分でも分かってるよ


―――――ギィ


屋上のドアがあき誰かが入ってきた


「ちょっと遊馬ー」


「げっ七瀬…んだよ」


「いいからちょっときて」


「はぁ!?ちょ引っ張んなって!!」


遊馬は突然きた坂上に連れてかれた


…屋上に残された俺はただ空を見上げ息をはいた





< 27 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop