この想いの名前






「えと…どこにいるんですか?」


見渡しても辺りには誰もいない


「ははっほんと噂通りだ!!天然すぎるだろ〜」


え…?どういうこと…


「こんな分かりやすい嘘に引っかかってさマジで天然つかバカ?」


あははは!!と周りを囲む男の子たちは笑った


「嘘だったんですか!!私帰ります」


帰ろうとしたときひとりの先輩に腕を掴まれ壁に押し付けられた


「だからバカじゃん?この状況察しなよ〜逃げられないよ」


そういって先輩はリボンをとりブラウスのボタンを外してきた


「ちょっ止めてください!!」


ジタバタしても所詮女の力は男に勝てない


もうだめ…涙が零れ落ちたとき




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