【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
「え、今、なんて……」
「だから、居るってば……好きな、人……」
そう言う彼女はきっと顔を真っ赤にしてるにちがいない。
……私が告白された訳でもないのに、真っ赤になる私って一体なんなんだろう?
「えと……だれ??」
「……秘密……」
そう言った夏希ちゃんは一方的に電話をきってしまって。
星空を見上げながら、二人が両思いなら良いのになあ、と目を伏せながら願った。