【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
そう言いながら私に何度もキスを落とした。
強く、ただ強く、抱き締めて。
このまま朝がこなかったらいいのに、なんて思った。
不安が
恐怖が
言い様のない気持ちに、押し潰されそうだった。
なんでーーーー。
どうして、こんなに涙が溢れるんだろうなんて。
探したって、答えは見つからなくて……。
ただただ、寂しさに包まれていた。
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