【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
二人の隙をついて椎名を奪うことを嫌だと思いつつも、チャンスだって思ってる。
「ーーーーー俺、本気で奪っていくけど」
「……頼もしいな」
国立は最後にそう呟くと、俺の前から去っていったんだ。
だから俺は、アイツを幸せにする。その義務があるから。
国立の事なんか、忘れるくらいに、愛し抜いて。ただ、愛し抜いて。
この身が滅びようとも。
アイツを守るって、誓うよーーーー。