【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
思わず小さく呟いた自分の言葉が、脳を支配していく。
少し大人っぽくなってるし、髪も前よりさっぱりしてるけど。
ーーーーー間違いない、光弥……。
光弥、社長って……ああ、そういえば、お母さんとお父さんがデザイナーだったきがする。
そう思うと、さっきの噂もつじつまが合ってくる。
……なんで今更……今更、現れるのよ?
私は出来るだけ目が合わないように、そっと目を伏せた。
ーーーーー関係ない。
私と光弥の関係なんて、他人に等しいのだから。