【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




休憩室で待っている光弥に、お茶をお出しするのが私の初めての役目。



訳もなく震える手で、そっとお茶を持っていく。



「失礼します……」



そこには、やっぱり光弥が居て、じっとこっちを見ていた。



その視線を感じながら、お茶を机に置くと、ガシッと手首を掴まれて。



ビクッと反応する体と、絡み合う視線。



「……恋那、元気だったか?」



「う、うん……」



「仙道と付き合ってるの?」



「うん……」




< 241 / 366 >

この作品をシェア

pagetop