【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
休憩室で待っている光弥に、お茶をお出しするのが私の初めての役目。
訳もなく震える手で、そっとお茶を持っていく。
「失礼します……」
そこには、やっぱり光弥が居て、じっとこっちを見ていた。
その視線を感じながら、お茶を机に置くと、ガシッと手首を掴まれて。
ビクッと反応する体と、絡み合う視線。
「……恋那、元気だったか?」
「う、うん……」
「仙道と付き合ってるの?」
「うん……」