【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
思わずそう呟いてしまった。
「……じゃあ、会いに行けば良いじゃないですか」
そのジョセフの言葉に、またジョセフに目線を戻すと、ジョセフはニコッと笑っていて。
いつも不機嫌そうなジョセフの、最初で最後の笑顔。
「これ、今回の取引先と……チケットです」
そう言いながら、ジョセフが俺に握らせたのは日本へのチケット。
「これ……」
「いってらっしゃい、社長」