【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




思わずそう呟いてしまった。



「……じゃあ、会いに行けば良いじゃないですか」



そのジョセフの言葉に、またジョセフに目線を戻すと、ジョセフはニコッと笑っていて。



いつも不機嫌そうなジョセフの、最初で最後の笑顔。



「これ、今回の取引先と……チケットです」



そう言いながら、ジョセフが俺に握らせたのは日本へのチケット。



「これ……」



「いってらっしゃい、社長」




< 253 / 366 >

この作品をシェア

pagetop