【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
そう苦笑いでそう言うと、お父さんはふわりと微笑んだ。
オレンジ色のライトの中、私の歩く部分だけ、真っ白なライトで照らされている。
それぞれ皆が私に注目していて。
お母さんも、泣きながら手を振っていた。
ーーーーそういえば。
秋夜のご両親って、どなただろう?
今思えば、とてもおかしい話で、私達……正確には私は秋夜のご両親に挨拶していない。
秋夜は勿論、私の家に来たけど。
ーーーーー妙な、胸騒ぎを覚えた。