【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




そう言って、スーツを千夏に渡す。



それをハンガーに掛けている千夏に
俺は抱き締めたい衝動を抑えられなくなる。



「……千夏ー。」



「んー?」



「抱き締めたい……」



「やだ。」



……即答か。
わかってたよ。わかってたさ。



千夏はいつもそう。
いつも俺はお預けを食らうんだ。




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