【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
弾けるような、声。
俺の事をそんな風に呼ぶのは、ただ一人。
俺は、ソイツに向かって
にこりと微笑んだ。
「椎名……。
久しぶり……」
そう言うと、椎名……。
いや、国立は、幸せそうに笑う。
その腕のなかには、
小さな赤ちゃんの姿。
確かまだ、四ヶ月。
女の子だったっけ……。
「こんなとこで逢うなんて、
偶然ですね!お買い物ですか」