【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
教師にでもなれば良いのになあ、
なんて思いながら仙道君を見つめていると
「何?」
くるっと振り返った仙道君にそうきかれた。
「あ、ううん……。
すごく分かりやすかった。
ありがとう!」
「別に。
……つか、早く帰れば?
彼氏待ってるよ?
俺、さっきから睨まれてるし」
そう言われて後ろを向くと、
不機嫌そうな光弥がドアにもたれかかっていた。
その目は、「早くしろ」と訴えている。