【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




ハッとして時計を見ると、
あれからもう二時間も経っていて



空もうっすらと夕闇に包まれていた。



「光弥っごめん!
すぐ行くからっ」



「当たり前だろ。
いつまで待たせるつもりだよ」



「じゃ、俺帰るから」



もうすでに仕度を終えている仙道君に
私は慌てて手を振った。



「うん!バイバイ!」








________ 気まずい。



何がというと。



さっき大学を出てきた私達は、
並んで歩いているのだけど。




< 75 / 366 >

この作品をシェア

pagetop