【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
圭君が言った言葉に耳を疑っていると、光弥がドスッと圭君を殴った。
その光弥の耳が、ちょっぴり赤くて。
なんだか可愛いなあ、なんて思ってしまったんだ。
「……勘違いすんじゃねーよ、バーカ」
光弥は照れたような、怒ったような口調でボソッと呟く。
それを見ながら、帰ったら光弥にキスの一つでもしてあげようかな、なんて思った。
_____ 少しだけ、積極的になれたある夏の日の事でした。