極上の愛文

～恋の果実～

あなたは 今 優しい


でも、前は 優しさにトゲがあった


新鮮な時期

あなたとの 時間がほしかったのに

少ししかくれなかった


あなたの知らないところで

涙を流した


優しいのに

体にも心にも痛いことされた

トゲがあった


恋のときめきも 気持ちも全部

涙で流されて、落ちていきました

思い出だけが 残って・・


今は あなたにトゲがないはずなのに

わたしには ずっとずっと刺さったまま

恋の果実を 味わうときもなくて

トゲに刺された傷跡から

果汁が流れ出ただけ


だから、わたしは恋を求めてさまようの

わたしが 悪いの？

あなたが 悪いの？

分からないけど

思い出だけが、わたしを引っぱって離さない


あなたに恋は もうできない

あなたとの恋は

傷跡だけで終わったから