カナリアちゃんの恋模様【完】



その瞬間、





…え?





柊斗くんの顔が赤くなったような気がした。





『…ど、どうかした?』





少し心配になった私がそう尋ねると、






『…っ、いや、なんでもない、じゃあ、また遊べる時メールするからさ、また今度ね!』







柊斗くんはそれだけいい放つと、軽く手を振りながら足早に来た道を戻っていく。






…私…何かしたかな?





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