カナリアちゃんの恋模様【完】


『な、なんで?』







柊斗くんの手の中でキラリと輝くストラップを私は、目をパチパチしながら見つめていた。








すると、








『…梨杏ちゃんが欲しそうにしてたから、つい、ね』








そう言って、少し照れたように笑った柊斗くんがすごくカッコよくて…







ドキン






と、胸が高鳴るのを感じた。





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