俺と魔法は紙一重!?
「夜飯は食べたかい?」


「あぁ、外で食ってきたよ」
「早く寝るんだぞ。明日は学校だからな」


「わかってるよ。おやすみ」


自分の部屋は二階にある。軋む階段を上がり、扉を開け、ベッドに突っ伏す。


「はぁー疲れた……」


重いカバンを投げやりに投げ、寝たまま靴下を脱ぎ器用に放り投げる。


「俺も15か…あれから5年ホントに色々あったな……」


携帯を開き、メール画面を開く。


「明日から学校です。早く戻ってきて下さい。……こんなの見てくれてんのか?」


一応遅れてる事を見ると携帯は変えてないらしい。このメールは親への日記みたいな物で俺の日課になっている。
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