俺と魔法は紙一重!?
「そろそろ寝るか……」


携帯を閉じ、コンセントにささってある充電器を探り付ける。


消灯をするため立ち上がろうとするが、立ち上がる気力がない。


「あーまた電気代あがっちゃうな……」


そんな事を呟きながらまぶたを閉じた。



そう……こんな日常が続いて欲しかった。


親は見つからない。だけどいつかは見つけられると信じていた。


今日寝れば明日は必ず来ると信じて。


また明日、また明日とまるでベルトコンベアーに乗ってるみたいに。


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