スクランブル
「ジョン、どうしたの…いつもよりせっかち…」

ジョンフンは、激しく口づけを繰り返すと、

美香の服を全部ぬがすことなく彼女の腰を引き寄せた。

「あーん。まだ早くない?」

ジョンフンは無言で動きを速めた。

「ジョン!」

ベッドの軋む音がしばらく続くと、

「うっ!」 という声と

「あぁ!」というため息が同時に発せられた。
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