甘い彼×危険なワタシ
甘いとき



会社の先輩。


すらりとした長身で、甘い見た目。
鼻にかかった、可愛くて甘い声。
そうか、あたしって、こういう『甘さ』が好きなのか。
気づかされた。

仕事のことを教えてくれるときも、
誰よりわかりやすくて、親切だ。
賢くて、優しいってことかな。

毎日毎日、先輩の姿を見て、話が出来るのが
どんどん楽しくなっていく。
あたしが仕事を覚えてくると、
少し余裕が出来て、仕事じゃない話も
できる様になってきて。
先輩の、笑顔も、あたしの言葉で作れるようにもなった。

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