ひだまりの若葉~砂漠の女王~
また逢いたい
(これは…?)
「彼はますます眉を寄せた。
書かれているのは たったの一行。
しかも、なんのことだかさっぱりわからない。
その〝遺書〟には、こうあった。」
『また逢いたいです。わたしも』
「亡骸となった毒蛇の目に光る涙に、
気づいた者は、いなかった。」
「彼はますます眉を寄せた。
書かれているのは たったの一行。
しかも、なんのことだかさっぱりわからない。
その〝遺書〟には、こうあった。」
『また逢いたいです。わたしも』
「亡骸となった毒蛇の目に光る涙に、
気づいた者は、いなかった。」