触って

「携帯小説サイトで、笑ったなぁ!四十過ぎて携帯小説サイトってないよなあ!

俺も自分自身で、ふと真面目に考えちゃうよ。

夜中にうなされて、よし!退会しようって考える事もあるよ。

あーそうだよ基本的に携帯小説なんて馬鹿にしてるよ!!

だいたい、八割は、妄想恋愛小説だからな。

恋愛小説が、悪いんじゃないんだぜ。

ちっとも、リアルを感じなかったり胸に響かないのが多すぎてな。

何?おっさん、あんたそういうの書けないからひがんでんだろっ顔したな。

あー書けないよ!

あんな漫画みたいなの書けないよ!

耳毛は、カットしてもらって若い女にモテたいし最近髪の量も気になるから気にしてるし、全てそういうのは、若い女にモテたいからだよ!

それと、携帯小説は、別だよ。

わざわざ迎合して書きたくないの書かないよ。」






「まぁいいや。世の中進歩してるんだからな。こないだコンビニに行ったらエッチな本の所にDVD付きの上にパンティ付いてくるってのあって驚いたなぁ…進歩してんだなあってその晩焼酎飲みながら買って来たパンティ付きのエッチ本なかなか開けられずにしみじみしちゃたよ。


触って覚えるよ。思春期に戻ったつもりで、触るよ。十七歳の夏休みに初めて付き合った時もお互い知らないから触って覚えたからな。

だからこのスマホさっきから電話が何度もかかって来てんだけど、どうやって出るかだけ教えてよ。

触って慣れないと、スマホに替えたからコメディ祭り2に二作目出せないって俺的に嫌なんだよ。」

















おわり
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