わかってるさ、お茶だろう?

 「…いや?」

 「嫌じゃないけど、心の準備とか…」

 「着くまでにしといて」

 「ちなみにあとどれくらい?」

 「一分弱」

 「早!無理。あたしには無理です!」

 「…真弓」

 またまた耳に口を寄せられていわれた。

 『俺も、もぅ無理』
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