はじけろ!ホップコーン!!!
「んーーーー……あたしはー」
耳をホジりながら言う。
「お前は奴隷か家政婦だな。」
お前に聞いてねーだろうよ愁さん。
あたしだよ。あたしが言うんだよ。
しかも
奴隷にしろ家政婦にしろ
あんたたちの言う事聞かなきゃいけない
したっぱの人間なのね。
「はい、嫌ですね。やめて下さい」
「じゃあ、1ヶ月間奴隷契約しよーよ」
サル…じゃなくって昴。黙れ。
どんな契約ですか、それ。
「じゃあ、志毅は掃除係でいいかー?」
「別にいい」
ちょっと佐藤さん。
奴隷について反論してよ。
まだ決まってないよ。
「よーーーし、これで全員決まった!
えー、昴が洗濯物係。千晶がご飯係。
志毅が掃除係。愁が風呂場管理係。
ユサちゃんがお世話係、俺が飼育員。」
佐藤さん。ついに自ら飼育員を名乗ったね。
あ、あとさ。
……………お世話係って。
あの、奴隷を少し言い方優しくしただけだよね。
奴隷でよかったんだね、あたし。