狐火〜夏休みの恋〜
第二章

友達



家に帰ってからが大変だった。


お父さんやお母さんお兄ちゃんなどが家族全員探してくれたらしい。


みんなからは怒られたけど…


いまは雨斗のことで頭が一杯だ。


『あ、雨降ってきた…。』


お兄ちゃんの言葉ではっとする…


「雨斗…どうしてるかな。濡れてないかな。」


なぜか雨斗を心配してしまう。


これはもしかして……


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