秘密の歌姫


すると女性は名刺を出してきた。



「私はこういうものです」



「「シャイニープロダクション??」」



「シャイニープロダクション!?」


愛がものすごく驚いたような顔をして
呆然としている。


「あ…っゆめっ
 あんた…っ
 すごいよ…っ!!
 シャイニープロダクションだよ!?」


そんなにすごいの…??
てか話が全く分かんないんですけど-っ!!



「あなた名前は??」


「えっと…
 片岡夢乃です…」



「あらっ
 いい名前じゃな-いっ
 
 あなたルックスも満点だし
 声も透き通ってて綺麗だし
 もう文句なしだわっ
 明日からレッスン開始よ♪」


そんな急に~!?


「えっ!
 あしたからですか!?」



「ええっ♪
 じゃあ明日の1時に事務所で待ってるわねっ」


と言って友里社長は去って行った。


わっ…わたしが歌手-っ!?



こんなんで私の芸能生活が
始まるのでありました…。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop