どっちか選んで?



先生たちとしばらく話すと、予鈴が鳴って、


「よし、いくぞ!2組はみんないいやつだから心配するな。」
と担任の宮本先生がポンと背中を叩いた。



「はぁ〜」
と一息ついて気合いを入れて足を進める。



クラスの前に着くと、
「ちょっと待ってろ」と先生が先に入った。


「えぇ転校生を紹介する
入れ」


声がしてゆっくり扉をあける。


今までにない緊張でクラクラする。


頑張れ私!

自分自身にエールを送る。
< 39 / 57 >

この作品をシェア

pagetop