―――あの日の約束を。




「どう?マネージャー業は?」

「んーまぁ、そこそこ。楽しくやってるよ。」

「んーなら、よかった。」


少し沈黙。

だけど、とても長く重く感じだ。


「あ、あの調子はどーなの?」

「いい感じだよ。世界も夢じゃないね。」

心地よい声。その声でもっと未来を語ってほしい。

私にもあるはずだった未来を。
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