天使の舞―後編―
妃へ贈り物
夜の情事から、乃莉子が逃げ回る事、数週間・・・。
宣言通り、毎晩キャスパトレイユは乃莉子に絡んできた。
ただ、キャスパトレイユは、とても紳士な態度ではあった。
初日、一つのベットで眠る事を強要された乃莉子は、ビクビクしながら夜を迎えた。
その緊張たるや、言葉には言い表せないほどであったのだが、蓋を開ければ何て事なく、とんだ取り越し苦労で終わる事になる。
同じ布団で眠るという偉業に、恥ずかしさこの上なく、乃莉子はキャスパトレイユに背を向けて、横になった。
そんな乃莉子をキャスパトレイユは、背中からふわっと優しく抱きしめて首筋に顔を埋めた。
ぴったりとくっつくキャスパトレイユから、温もりが伝わってきて、乃莉子の心臓はトクンと揺れた。
しかし、あろうことかキャスパトレイユの手は、ゆっくりと獲物を求めて目的の場所まで、這うように移動を始めたのだ。
体のあちらこちらを経由して、そおっと乃莉子の胸に手を忍ばせる。
宣言通り、毎晩キャスパトレイユは乃莉子に絡んできた。
ただ、キャスパトレイユは、とても紳士な態度ではあった。
初日、一つのベットで眠る事を強要された乃莉子は、ビクビクしながら夜を迎えた。
その緊張たるや、言葉には言い表せないほどであったのだが、蓋を開ければ何て事なく、とんだ取り越し苦労で終わる事になる。
同じ布団で眠るという偉業に、恥ずかしさこの上なく、乃莉子はキャスパトレイユに背を向けて、横になった。
そんな乃莉子をキャスパトレイユは、背中からふわっと優しく抱きしめて首筋に顔を埋めた。
ぴったりとくっつくキャスパトレイユから、温もりが伝わってきて、乃莉子の心臓はトクンと揺れた。
しかし、あろうことかキャスパトレイユの手は、ゆっくりと獲物を求めて目的の場所まで、這うように移動を始めたのだ。
体のあちらこちらを経由して、そおっと乃莉子の胸に手を忍ばせる。