天使の舞―後編―
乃莉子は感心して、ヨゾラの後を追う。
「ヨゾラくん、すごいね。
もしかして、イザヨイさんの居場所、分かっちゃったの?」
「勘。」
「え?」
「僕がイザヨイの居場所なんて、分かる訳ないでしょ。
天界へ来るのだって、初めてなんだよ。
だからって、迷ってても時間のムダだからね。
どんなに考えても、分からないものは、分からないんだ。
どっちに行っても、同じ事だと思わない?
別に、あっちでもいいよ。
引き返そうか?」
「・・・・・・・・・・。
こっちでいい。」
完全なる当てずっぽうなのに、正しいと思えるのは何故だろう。
呆れはしたものの、ヨゾラの言う事に一理あると思ってしまった乃莉子。
いくら迷っても、埒があかないのは確かだ。
乃莉子は黙って、ヨゾラの後をついて行く事にした。
「ヨゾラくん、すごいね。
もしかして、イザヨイさんの居場所、分かっちゃったの?」
「勘。」
「え?」
「僕がイザヨイの居場所なんて、分かる訳ないでしょ。
天界へ来るのだって、初めてなんだよ。
だからって、迷ってても時間のムダだからね。
どんなに考えても、分からないものは、分からないんだ。
どっちに行っても、同じ事だと思わない?
別に、あっちでもいいよ。
引き返そうか?」
「・・・・・・・・・・。
こっちでいい。」
完全なる当てずっぽうなのに、正しいと思えるのは何故だろう。
呆れはしたものの、ヨゾラの言う事に一理あると思ってしまった乃莉子。
いくら迷っても、埒があかないのは確かだ。
乃莉子は黙って、ヨゾラの後をついて行く事にした。