天使か!?
結局あの後、俺達はサッカー部の奴等に助けられた
あれから真菜はすごく明るくなった
俺は嬉しかったけど、1つ気になることがあった
そんなことを考えてたら真菜がこっちにやって来た
「葉山、どうやったらまた入れ代われるかな」
「ん?なんか体に取り入る感じでスウッと行く感じ」
「てか、葉山はほんとにいいの?」
「いいっつうか逆
さっさと戻りたい」
真菜にも触れないし
女の体だし
なんかやなんだよな
「何で戻りたいの?」
「いや、別に、なんとなく…」
「あ!
絶対嘘だ!」
「えっ、な、何でわかるんだよ?」
「ほら、やっぱり嘘なんじゃん」
「げ、……」
「本当はどうしてなのかな?葉山くん」
「うわっ、近づくな!」
真菜がすごく近くに顔を寄せてきた
ったく、あっちは相手が自分だから何とも思わねーんだろうけどこっちは違うんだよ
でも、入れ代われば立場は一緒!
「はあ、じゃあやってみるね
いや、ちょっと待って!
私は戻ったら葉山の姿見えるようになるのかな?」
「知らねー
やってみなきゃわかんねーだろ」
そっか、それがあったか
まあ、どっちでもいいや
俺には関係ないし
「つーか、そんなのどうでもいいから早くやれ……………
……………あ!戻った!!!」
「私も!
戻ってる!
でも、葉山の姿が見えない」
「まあ、いいだろ
俺からしたらどーでもいい話だし」
「えーー、ちょっと興味あったのにな
葉山の外見」
「そうか、残念だったな」