もしも愛が買えるなら
リョウが指差したのは、自分のプロフィール部分だった。
そこには年齢、趣味、メッセージなどと共に、指名料金もハッキリ書かれていた。
1時間5000円
2時間7000円
4時間10000円
8時間18000円
た、高い! 超高い時給だよ……!
あたしの働くレストランなんて、時給1000円。
もっともあたしは社員だけど。
私が指名料の高さに驚いていると、リョウは嘆くように言う。
「新人だから、安いんだよね」
あたしは驚きながら訊ねる。
「これで? 安いの?!」
「うん。俺、安い方のランクなんだ」
「……」
あたしが仰天していると、リョウはナンバーワンホストのプロフィールを指して言う。
そこには年齢、趣味、メッセージなどと共に、指名料金もハッキリ書かれていた。
1時間5000円
2時間7000円
4時間10000円
8時間18000円
た、高い! 超高い時給だよ……!
あたしの働くレストランなんて、時給1000円。
もっともあたしは社員だけど。
私が指名料の高さに驚いていると、リョウは嘆くように言う。
「新人だから、安いんだよね」
あたしは驚きながら訊ねる。
「これで? 安いの?!」
「うん。俺、安い方のランクなんだ」
「……」
あたしが仰天していると、リョウはナンバーワンホストのプロフィールを指して言う。