黄昏の出会い
☆第2章
◇天ヶ星学園、初日
読者の皆さん、
おはようございます。
(一応)主人公·静夜です。
突然でなんだけれど、私……
「ヤベッ……。
…ココどこ……?」
…迷っちゃいましたよ、早速。
↑
(おぉーいっ!!∑)
朝、家から正門前に辿り着いた所までは良かった。
だが正門をくぐってすぐ妖と出くわしてしまった。
で、慌てて妖怪を人気のない所まで誘き出して退治したら、
…気が付いたら、見知らぬ所にいたと言う………。
色々歩いてみたが、中庭っぽい所から出られない…。
広すぎるだろ、この学校!!
↑
(…事前に確認しとけよ)
いかん…このままじゃ、絶対授業に間に合わない…!
あ゛ーあ゛ー……と頭を抱えていると…。
「……!
誰だ!?」
「え?」
後ろから突然声をかけられて、振り向いた。
声の主であろう1人の男子生徒が私を見ていた。
長身で、長い銀髪を後ろへ束ねており、彼の青い目が印象に残る。
「…何者だ?」
「え」
「何者だと聞いている。」
…え、ちょっと待って。
まさか私、不審者だと思われてる!?
「あ…いや…
私、ココの生徒でっ!!」
「生徒?
…見かけない顔だが?」
「私、今日転校したばっかで…!
不審者とかじゃないからっ!!」
慌てて言い訳すると、男子生徒の眉のシワが消えた。
一応、誤解は解けたようだが……
…視線が、痛い。
おはようございます。
(一応)主人公·静夜です。
突然でなんだけれど、私……
「ヤベッ……。
…ココどこ……?」
…迷っちゃいましたよ、早速。
↑
(おぉーいっ!!∑)
朝、家から正門前に辿り着いた所までは良かった。
だが正門をくぐってすぐ妖と出くわしてしまった。
で、慌てて妖怪を人気のない所まで誘き出して退治したら、
…気が付いたら、見知らぬ所にいたと言う………。
色々歩いてみたが、中庭っぽい所から出られない…。
広すぎるだろ、この学校!!
↑
(…事前に確認しとけよ)
いかん…このままじゃ、絶対授業に間に合わない…!
あ゛ーあ゛ー……と頭を抱えていると…。
「……!
誰だ!?」
「え?」
後ろから突然声をかけられて、振り向いた。
声の主であろう1人の男子生徒が私を見ていた。
長身で、長い銀髪を後ろへ束ねており、彼の青い目が印象に残る。
「…何者だ?」
「え」
「何者だと聞いている。」
…え、ちょっと待って。
まさか私、不審者だと思われてる!?
「あ…いや…
私、ココの生徒でっ!!」
「生徒?
…見かけない顔だが?」
「私、今日転校したばっかで…!
不審者とかじゃないからっ!!」
慌てて言い訳すると、男子生徒の眉のシワが消えた。
一応、誤解は解けたようだが……
…視線が、痛い。