黄昏の出会い
◇バレた…!?
予想外の事態に放心する私。
私を驚愕の目でみる氷室。
シーン…、と辺りが静まる。
「……そなた……。」
沈黙を破ったのは、氷室だった。
「な…何?」
「……その手にある弓は、何だ…?」
「--っ!!」
氷室に指刺されて、初めて気づく。
「お……お前…、
……見えるのかっ!?」
慌てて氷室に問いかける。
呪具は、普通の人には見えない。
それなのに、氷室には見えてる……!?
「……あぁ。
その弓も、さっきのも。」
「何ぃーー!?」
思わず大声を出してしまった。
呪具もさっきのも見えてるなんて……!
こいつ……
“見鬼”だったのか!?
「それは何だ?
さっきのは、そなたの仕業か?
そなたは…
一体……?」
「そ…それは……---!!」
答えようと氷室と向き合ったら、突然目眩がした。
「うっ……!」
「そなた…!?
どうしたのだ!?」
膝を着いた私に、氷室が慌てて駆け寄る。
しまった……
邪気に当てられすぎたか……。
「…、大丈夫…。
休めば、治るから…。」
心配そうに顔を覗き込む氷室に、そう答える。
氷室は附に落ちない顔をしていたが、やがて何時もの無表情に戻り……
---ガバァッッ!!
私を驚愕の目でみる氷室。
シーン…、と辺りが静まる。
「……そなた……。」
沈黙を破ったのは、氷室だった。
「な…何?」
「……その手にある弓は、何だ…?」
「--っ!!」
氷室に指刺されて、初めて気づく。
「お……お前…、
……見えるのかっ!?」
慌てて氷室に問いかける。
呪具は、普通の人には見えない。
それなのに、氷室には見えてる……!?
「……あぁ。
その弓も、さっきのも。」
「何ぃーー!?」
思わず大声を出してしまった。
呪具もさっきのも見えてるなんて……!
こいつ……
“見鬼”だったのか!?
「それは何だ?
さっきのは、そなたの仕業か?
そなたは…
一体……?」
「そ…それは……---!!」
答えようと氷室と向き合ったら、突然目眩がした。
「うっ……!」
「そなた…!?
どうしたのだ!?」
膝を着いた私に、氷室が慌てて駆け寄る。
しまった……
邪気に当てられすぎたか……。
「…、大丈夫…。
休めば、治るから…。」
心配そうに顔を覗き込む氷室に、そう答える。
氷室は附に落ちない顔をしていたが、やがて何時もの無表情に戻り……
---ガバァッッ!!