黄昏の出会い

私は学校の奴ら…


教師·生徒問わずに嫌われている。



態度が不真面目で捻くれ者と言う事もあるが…、一番の理由はこの容姿だ。



白銀とも言える、プラチナブロンドの髪。



色素の薄いブラウンの目。



雪のように白い肌。


とにかく目立ちすぎるのだ。



髪はドイツ人の祖母から受け継いだようで……変装しても、目立つ。



俗に言う、クォーターと言うやつだ。



この白い見た目が、幽霊みたいで気味が悪いらしい。



加えて、この捻くれた性格で私は浮いた存在だった。



当初は陰湿な嫌がらせをされた時期があったが、後で倍返しで泣かせたら今のように影口だけになった。



周りに疎まれ、嫌悪される。



そして影で陰陽師として動く。



決して、私は普通の生活ができない。



例え、どれだけ夢見ようとも。



－あの、3年前のあの日から。



これが、運命だと思っていた。