黄昏の出会い
☆第3章
◇手伝い
-翌日。
氷室の事があるから私は、内心ヒヤヒヤして学校に行ったんだけど……。
何にも噂がなかった。
どうやら本当に秘密にしてくれたらしい。
あれから氷室は教室にいても、何事もなかったかのように私に関わる様子を見せなかった。
というか、清々しい程にスルーされてる。
昨日の事はなかった事にする気なのだろうか。
まあどっちにしろ、まあいいや、と思う事にした。
* * *
「静夜~、いいのあった~?」
「あぁ。
コレなんか、おもしろそう。」
昼休み、エリカと一緒に図書館に行く事になった。
何でも、エリカが
『絶対借りたい本があるっ!!!』
と言うので、付き添いとして同行したのだ。
エリカが本を借りるまで、ボーっとしようかと思ってたんだけど……。
ついでだから、私も何か借りようかと文庫のコーナーに行ったのだ。
ちなみに、私が借りるのは、『わたしとあの人』。
シリーズとなっている恋愛物のケータイ小説。
普段恋愛物なんて読まないけど、『主人公が巫女で相手が神』という設定に近親感を感じて
試しに借りてみるか、とコレを手にしたのだ。
氷室の事があるから私は、内心ヒヤヒヤして学校に行ったんだけど……。
何にも噂がなかった。
どうやら本当に秘密にしてくれたらしい。
あれから氷室は教室にいても、何事もなかったかのように私に関わる様子を見せなかった。
というか、清々しい程にスルーされてる。
昨日の事はなかった事にする気なのだろうか。
まあどっちにしろ、まあいいや、と思う事にした。
* * *
「静夜~、いいのあった~?」
「あぁ。
コレなんか、おもしろそう。」
昼休み、エリカと一緒に図書館に行く事になった。
何でも、エリカが
『絶対借りたい本があるっ!!!』
と言うので、付き添いとして同行したのだ。
エリカが本を借りるまで、ボーっとしようかと思ってたんだけど……。
ついでだから、私も何か借りようかと文庫のコーナーに行ったのだ。
ちなみに、私が借りるのは、『わたしとあの人』。
シリーズとなっている恋愛物のケータイ小説。
普段恋愛物なんて読まないけど、『主人公が巫女で相手が神』という設定に近親感を感じて
試しに借りてみるか、とコレを手にしたのだ。