黄昏の出会い
メールだ。
……繁ジィから?
…嫌な予感……。
メールを開くと。
From 繁ジィ
――――――――――
明日、お前に決行してもらう依頼がある。
詳細はパソコンに送ったから、後で確認しなさい。
……やっぱりか。
思わずため息がつく。
繁ジィからの連絡の7割は仕事関係だ。
それも急にやるものが殆どだ。
まあ、今に始まった事じゃないから今更驚いたりしないが……。
「まったく……、かえって暇になって良かったのか……?」
悪態ついて、教室を出た。
* * *
家に帰ってすぐ2階の部屋に向かい、パソコンを立ちあげた。
確かに、メールが1つ入ってる。
何気ない気持ちでメールを開き、目を通す。
…しかし、内容を知る内に緊張が走った。
「…ウソでしょ!?
これって……!!」
-♪~♪♪~♪~
ケータイが鳴り、繁ジィだと確認するとすぐに電話ボタンを押す。
『静夜、メールを見たか?』
「今見てる!
繁ジィ、コレ……!!」
『そうじゃ、
……“柳森神社”に危機が迫っておる。』
柳森神社。
東京の名所である秋葉原の神社だ。
神社には、地域担当の術士によって結界が張られるようになっている。
特に、名所になっている神社には、強力な結界が張られる。
柳森神社もその1つ。
その柳森神社が、妖怪の手に落ち掛けているのだ。
『今、柳森神社の神主や巫女達は数日前に体調不良で入院しておる。
このままでは柳森神社の霊気で妖怪が強まり、邪気により神社が穢れてしまう。』
「だ…だったら早くしないと!!
明日なんて待ってられ--」
『落ち着かんか!!』
……繁ジィから?
…嫌な予感……。
メールを開くと。
From 繁ジィ
――――――――――
明日、お前に決行してもらう依頼がある。
詳細はパソコンに送ったから、後で確認しなさい。
……やっぱりか。
思わずため息がつく。
繁ジィからの連絡の7割は仕事関係だ。
それも急にやるものが殆どだ。
まあ、今に始まった事じゃないから今更驚いたりしないが……。
「まったく……、かえって暇になって良かったのか……?」
悪態ついて、教室を出た。
* * *
家に帰ってすぐ2階の部屋に向かい、パソコンを立ちあげた。
確かに、メールが1つ入ってる。
何気ない気持ちでメールを開き、目を通す。
…しかし、内容を知る内に緊張が走った。
「…ウソでしょ!?
これって……!!」
-♪~♪♪~♪~
ケータイが鳴り、繁ジィだと確認するとすぐに電話ボタンを押す。
『静夜、メールを見たか?』
「今見てる!
繁ジィ、コレ……!!」
『そうじゃ、
……“柳森神社”に危機が迫っておる。』
柳森神社。
東京の名所である秋葉原の神社だ。
神社には、地域担当の術士によって結界が張られるようになっている。
特に、名所になっている神社には、強力な結界が張られる。
柳森神社もその1つ。
その柳森神社が、妖怪の手に落ち掛けているのだ。
『今、柳森神社の神主や巫女達は数日前に体調不良で入院しておる。
このままでは柳森神社の霊気で妖怪が強まり、邪気により神社が穢れてしまう。』
「だ…だったら早くしないと!!
明日なんて待ってられ--」
『落ち着かんか!!』