Sing For You!!

!!サクが突然大きい声だすからビックリした。

「ユズが要るの!!ユズじゃなきゃ、意味ない!!」

「っな、んで??」

「俺はユズと組みたい。俺たちのバンドにはユズが必要なんだよ!」

・・・バカじゃないの?

そんな事言われたら断れないじゃん。

アノヒトに見つかる??

それはたしかに怖い。

でも、アノヒトは私の歌声なんてもう聞き分けれないだろう。

それに1ヶ月だ。

ここまで言ってくれるサクに命運を委ねてみよう。

< 11 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop