Oh!
未だになれない当麻の舌の感触に、
「――それ…ヤだ…」

恥ずかしくて当麻に懇願するも、
「ダメだよ、僕の気は済んでないから」

「――ふあっ…」

敏感な蕾をなめられて、躰が震えた。

「――安奈…」

当麻があたしの名前を呼んだ。

「――わっ…!?」

あたしの腰に当麻の両手が回ったと思ったら、ヒョイッとあたしは躰を起こされた。

「――んっ…!」

入ってきた灼熱に、躰が震える。

「――あっ…!」

そのまま、あぐらをかいた当麻の脚のうえに躰を乗せられた。
< 111 / 115 >

この作品をシェア

pagetop