Oh!
目の前には、コーヒー色の瞳。

その瞳を見つめていたら、
「――ああっ…!」

つきあげられた。

「ッ、気持ちいいかい?」

「あっ…!」

思うままにつきあげられ、躰が震える。

「You took my heart.」

「――えっ…?」

今の、英語?

あたしと目があったとたん、コーヒー色の瞳は優しく微笑む。

「I feel Anna dear.

I love you forever.」

当麻があたしの耳元に自分の唇を寄せてきたと思ったら、
「My honey which I love.」
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