Oh!
優しくて熱い眼差しが恥ずかしくて、目をそらしたくなる。

「――奥がビクビクして…」

あたしの声は、すっかり熱に浮かされていた。

当麻がいつまでも浅いところばっかりさわるから、と心の中で言い訳をする。

「もっ…いやっ…。

奥もさわって…。

お願……ああっ!」

指の代わりに与えられた灼熱が、奥をついた。

「気持ちいいかい?」

「ふあっ…何、で…?」

あたしの問いに、当麻が笑った。

その笑顔がキレイに見えたのは、あたしの気のせいであって欲しい。
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