Oh!
「安奈が気持ちいいと、僕も気持ちいいから」

「そんな…んっ!」

ズンと突きあげられ、躰が反応する。

「安奈の中が僕をギュウギュウに締めつけてるの、わかる?」

「わかんなっ…」

逃げようとしたら大きな手でしっかりと腰をつかまれ、つきあげられる。

「ひあっ…!

いいっ…んっ、ああっ!」

「僕も…気持ちいいよ」

また限界へ導かれる。

達してしまう前に、当麻の背中に両手を回した。

何でそうしたのか、自分でもよくわからなかった。

彼のことを嫌いになって、あきらめたはずなのに。
< 21 / 115 >

この作品をシェア

pagetop