Oh!
何が3時間しか寝てねーじゃーん、なのよ。

5時まで一体何をやってたんだと言う話だ。

「けどさ」

理人が言った。

「何よ」

「兄貴とシたんだから、いいんじゃね?」

あたしはテーブルのうえにあった灰皿を持ちあげた。

「ぎゃーっ、すんませんすんません!

命だけはお助けください!

お代官様ァ!」

理人はあたしに向かって訳のわからないことを叫んだ。

「誰がお代官よ!」

あたしは理人に向かって叫び返すと、灰皿を元の場所に置いた。
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