Oh!
「欲が溜まってたからの間違いじゃないの?

仕事も忙しくて、セックスするヒマがなかったとか」

そう言い返したあたしに、
「自分の欲を発散させるくらいだったら風俗のオネーチャンでも、出会い系で会った女でもいい訳じゃね?」

「それは…」

それは何があっても、考えたくなかった。

当麻があたし以外の他の女とシているところなんて、死んだって想像したくない。

当麻は息を吐くと、
「もういい加減、兄貴と距離を縮めろよ。

10以上も離れてる妻子持ちのおっさんを相手にするくらいなら」
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