Oh!
そう言おうとした時、当麻の唇があたしの口をふさいだ。

「――んっ…」

チュッと言う音に、恥ずかしくなる。

そう言えば、格好がいっさい何もまとっていないことに気づいた。

いつ服を脱いだんだろ?

それとも…当麻が脱がした?

でも、何のために?

雨のように落ちてくる当麻のキスが邪魔で、あたしは何も言うことができない。

ようやく唇が離れる。

「――当、麻…。

一体何が……あっ!」

胸の先を弄ばれ、あたしの躰が震えた。
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