Oh!
「それで?」

当麻に続きを促される。

「当麻の指が熱くて…でも…」

もう、これ以上恥ずかしいことを言いたくない…。

「でも?」

あたしを見つめる当麻の熱い眼差しが恥ずかしくて、目をそらしたくなる。

でもそれ以上に恥ずかしいのは、当麻の指に弄ばれる自分の躰だ。

「もうっ…ヤ…。

当麻の、欲しい…。

指だけじゃ、足りないのォ…」

そう言ったあたしに、
「わかった」

当麻はそう返事をした後、あたしの躰を反転させた。

「――えっ…!?」

ちょっと待って!?
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