Oh!
お風呂からあがった後、タオルでお互いの濡れた躰を拭きながら、ベッドへ向かった。

「――んっ…」

ベッドについたとたん、あたしは当麻に唇をふさがれた。

当麻とつきあって知ったこと――彼は、キスが好きだと言うこと。

必ずと言っていいほど、あたしに何度もキスをする。

「――ふあっ…」

舌が入ってきたと思ったら、口の中をなでられた。

あたしの舌も絡められ、チュッ…と吸われる。

当麻の大きな手が胸へと伸びてくる。

「――待って…」
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