車イスのウザグシ

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「はぁ、ついたぁ~」

私はあまりの遠さに結構なためいきをついてしまった。



目の前にあるのは、太陽に照らされている超豪勢な三回建のお宅。

周りには緑に生い茂った草木が生えている。
まさに、絵に書いたような豪邸ー。

ホント、ここまでくるのに40分くらいかかった...

「てか、ホントすごいな...」

と、眉毛を上げ、微かながらハッキリとした口調でつぶやいた。



そう
私は金持ちの秋人君に、
宿題を見せてほしいと言われて
思わずきてしまったのだ。

だが別に、お金目当てできたんじゃないということは分かってほしい


ただー





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