頑張れ舞



放課後………


帰宅部の舞は、結城先輩のボクシング部に来ていた。



「ねぇねぇ結城先輩?どう思う?」


練習を休憩してタオルで顔をふきながら言う。



「んっ?渚の事か?」


うんうんと舞は首を振る。


「そんな事っ俺に聞いたって……」


そこに、


「あらっ舞ちゃん!結城くんの練習の邪魔しに来てたの?」


でたかっ!

打倒!渚っ~!


「邪魔なんかしてないですよぉ~っ」


「あらっ十分!邪魔してるわっ!いる事、事態がねっ」



と だけ言って、洗濯物を持って外に出て行った。



「い~だっ」

出て行った渚に向かって言う。



「まぁ気にするなってぇ~っ…それに舞も渚の事、気にしすぎだよ」



「だってぇ~っ……
部長さん可愛そう…」

とっ小さく呟いた。



「……分かった!俺も、それとなく聞いてみるよ」



「ほんとっ!!」


「あ~っ」


「よかったぁ~ありがとう」


結城に抱きついて言った。



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